前回紹介したスクラッチ(Scratch)の基本的な使い方に続いて、具体的なスクラッチのプログラミング例を紹介していきます。
前回の記事はこちらです。
基本的なプログラミング例
スタート
「イベント」カテゴリーの中から、「はたがおされたとき」ブロックを配置します。
緑の旗をクリックするとスタートします。
うごかす
「はたがおされたとき」ブロックの下に「うごき」カテゴリーの中から「10ほうごかす」ブロックを配置します。
スクラッチが右に少し移動します。
終了
「せいぎょ」カテゴリーの中から、「すべてをとめる」ブロックを配置します。
はたの隣の赤丸をクリックすることでも処理を止めることができます。
左右に動き続ける
スクラッチが左右に歩き続け、端まで行ったら折り返すようにします。
歩いているように動かす
スクラッチが歩いて見えるように、つぎのコスチュームを順に表示し続けます。
動きが速すぎないように「0.1びょうまつ」処理も入れます。
よく使うプログラミング例
マウスを追って、セリフを言う
マウスを追いかけます。200かい繰り返したあと、クリアというセリフを言います。
オニにつかまる
「オニ」という名前のスクラッチにつかまったら、「いたい!」というセリフを言って、処理を終了させます。
背景の効果を変える
背景を選択した状態で、コードを設定します。
5秒ずつ背景の色が変わります。
便利な機能
プログラミングするときに、便利な機能を紹介します。
・処理ブロックの塊を別のスプライトにドラッグアンドドロップすると、まるごとコピーされます。
・もし端(はし)についたら、跳(は)ね返る処理を追加する。
跳ね返るとスプライトが下向きになるので、“回転方法を左右のみにする”を選択します。
まとめ
はじめは分かりにくいところもあるかもしれませんが、習うより慣れよで、どんどん手を動かしてみると「こんなこともできるんだ!」って楽しくなっていくと思います。
スクラッチははじめやすいのに、広い分野のいろいろな難しいことや複雑なことが実現できる言語です。
素敵なアイディアで楽しい作品をたくさん作ってください。
具体的な作例を紹介します。